仕事の頼みを断れない人は少なくないと思います。
私も人から頼まれるとついつい何でも引き受けてしまい、
そのことで悪循環が生まれることがよくありました。
ようやく断ることの大切さを痛感し、最近は簡単に引き受けることを
やめるようにしています。
私の経験をもとになぜ仕事を引き受けてしまうのか、
また仕事を断ることでのメリットについて紹介したいと思います。
なぜ仕事を引き受けてしまうのか

私も今まではついつい仕事を引き受けていました。
人から頼まれると断りにくく、自分の仕事を後回しにすることもよくありました。
どこかで嫌われたくないなどの感情もあったと今では思います。
私の経験もありますが、仕事を受けてしまう人について解説していきます。
仕事を受けてしまう人の特徴
仕事をつい受けてしまう人の特徴として、以下の3つが挙げられます。
- 優しい人で困っている人を助けてあげたい
- 人から良く見られたい・断ることで嫌われると思っている
- 立場上や断る勇気がない
それぞれくわしく解説していきます。
優しい人で困っている人を助けてあげたい
相手の立場・気持ちがわかる方で困っている人がいると
助けてあげたいと思う。
ただ、自分のことよりも他の人のことを優先してしまい
自己犠牲をしてしまうタイプ。
人から良く見られたい・断ることで嫌われると思っている
人から良く見られたい・嫌われたくないと思い断ることができないタイプ。
「断ると人間関係が悪くなる・嫌われる」という心理が働き不安になって
頼みごとを受けてしまいます。
立場上や断る勇気がない
上司から頼まれて断れないやそもそも断る勇気がないタイプ。
上司からの依頼は少し仕方ない部分もありますが、
断る勇気がない人は特に損をすることが多いと思います。
仕事を受けてしまうことでのデメリット

なんでもかんでも仕事を受けてしまうと
「お人好し」や「あの人は何でもやってくれる」と
何でも頼まれるようになります。
さらに仕事が増え自分の仕事ができず残業や
休日に仕事をするハメになってしまいます。
また気が弱いと思われ、なぜか自分のせいにされていたり
自分に非がないこともお前が悪いと八つ当たりされます。
会社では役職関係なくそのような人がいるので注意が必要です。
だんだん自分が悪いんだと思うようになり、気持ちも落ち込んで
さらに悪循環に陥ります。
受ける仕事と受けない仕事の選び方

当たり前ですが、全ての仕事を断ればいいのかといえば答えは「NO」です。
仕事をする上で必ず受けないといけない仕事はあります。
ではどこで判断をするのかですが、
- 自分にとって利益があるか
- 助けてあげたいと思える人か
- 自分はやりたいかやりたくないか
この3点は大事にしましょう‼︎
自分にとって利益があるか
正直自分でやってよと言いたくなる仕事も頼んでくる人がいます。
そういう人は自分のことしか考えてません。
自分の利益がないことは、基本的に断りましょう。
自分の貴重な時間を削り、他人の人生を生きるのはやめましょう。
その時間で副業や勉強、また休むことも可能です。
助けてあげたいと思える人か
助けてあげたい人かそうでないかの判断でいいでしょう。
普段全く頼みごとをしてこない人からの依頼であれば、
本当に困っているんだろうなと思いますし、
こちらもお願いすることもあるでしょうからお互い様です。
そもそもよく頼んでくる人は論外ですので、
キッパリ断りましょう。
自分がやりたいかやりたくないか
これは少し難しいですが、上司からの依頼など
自分がやりたいかやりたくないかの意思で決めます。
自分の気持ちに素直になって決めましょう。
最近私は、転職活動をして「いつでも今の仕事をやめてやる」
と思いながら自己犠牲をしないように心がけています。
断ることのメリット

仕事断ることでのメリットは多くありますが、
その中でも特にメリットを感じる3点を紹介します。
- 何度か断ると頼まれる回数が減る
- 自分の時間が増える
- 小さいことを気にしなくなり働きやすくなる
それぞれ詳しく紹介します。
何度か断ると頼まれる回数が減る
よく頼んでくる人も何度も断ると頼んでこなくなります。
自分の時間が増えます
自分の仕事に集中でき、自分の時間が増えます。
私も前まで毎日忙しかったですが、今は早く帰って空いた時間を
家族との時間や自己投資、転職活動に充ててます。
小さいことを気にしなくなり働きやすくなり
少し強くなった気持ちになれると思います(笑)
こんな事で嫌われるぐらいなら、いつか嫌われるし仮に嫌われても
仕事上の付き合いだし別に困らないやと思うようにしてます。
今まで自己犠牲してまで遠慮していたのが、バカらしく思えます。
断り方のポイント

単純に嫌ですと言うとトゲがあるので、
「自分の仕事が忙しい」と言いましょう。
何が忙しいのと言われたら、
「仕事が遅くてすみません、〇〇さんのように要領が良くなくて」と
少し嫌味気味に私は言います。
それでも仕事を振ってくる場合もありますが、
「いつできるかわからない」と断ります。
受けたくない仕事は受けてはダメです。
そういう人には少し怒るくらいがちょうど良いです。
怒ったとしても、今までのあなたを知っている人であれば
普段怒らない人が怒れば本当に忙しいんだとみんな思ってくれます。
まとめ
- 自分の利益がないことを自己犠牲してまでやらない
- 受ける場合、助けてあげたいと思える人か考える
- 断ることで自分の時間が増える
- 自分を気持ちや時間を大切にしよう
初めは断ることにすごい勇気がいると思います。
ただ自分の時間を無駄にしてまで、他人の人生を生きることが
重要なのか一度考えてみましょう。
私はいつでも仕事をやめてやると思ってから
はっきりと「NO」と言えるようになりました。
そのために副業や転職などの準備をしてます。
前より時間に余裕ができるようになり、
定時に退社することも全然気にしなくなりました。
そこまでとは言いませんが、自分を大切にしましょう。
やりたいことが増えてくると時間が足りないと思いますよ!
人生も楽しくなり、前向きに必ずなれます!
勇気を出して一緒にがんばりましょう!!